|
平成21年台風第18号（へいせい21ねん たいふうだい18ごう、アジア名：メーロー〔Melor、命名国：マレーシア、意味：ジャスミン〕、フィリピン名：Quedan）は、2009年9月30日にマーシャル諸島で発生した台風である。西北西に進路を取り、トラック諸島・北マリアナ諸島を経たのち、10月7日に日本に接近。南西諸島の東の海上で進路を北東に変え、10月8日早朝に愛知県の知多半島に上陸し、本州中央を北東に縦断して被害をだした。日本に接近して上陸するまで伊勢湾台風とほぼ同じコースを進んだ。日本上陸は平成19年台風第9号以来2年ぶり、2009年唯一の日本上陸台風である。 == 概要 == * 9月29日 21時頃 マーシャル諸島近海にあった熱帯低気圧が台風になる〔マーシャル諸島近海で台風18号が発生 産経新聞 2009年9月30日付〕。 * 10月4日 中心気圧910ヘクトパスカル、最大風速55メートルの猛烈な台風となり、最盛期を迎える。 * 10月6日 南大東島に最接近。 * 10月8日 1時頃、和歌山県串本町付近東部沿岸を北北東に進み。4時過ぎ、三重県大王崎付近を通過。5時過ぎ、愛知県知多半島付近に上陸〔強い台風18号、愛知・知多半島に上陸 読売新聞 2009年10月8日付〕〔台風解析の技術（PDF） 気象庁 2009年10月29日付〕。本州を北東に縦断。午後5時頃、宮城県石巻市付近において三陸海岸沖に抜けた〔【台風18号】宮城・石巻を通過して太平洋上に 産経新聞 2009年10月8日付〕。 * 10月9日 15時頃、千島列島近海で温帯低気圧に変わる。 * 10月14日 台風から変わった温帯低気圧がアメリカ合衆国カルフォルニア州に達する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「平成21年台風第18号」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Typhoon Melor (2009) 」があります。 スポンサード リンク
|